私の好きなオススメ小説10選を検討する

あまり本を読むほうではないので遠慮なくweb小説も候補に加えてやっていきます

1.とりあえず好きな作品を並べる

異世界迷宮の最深部を目指そう

友達いらない同盟

〔少女庭国〕

むしめづる姫宮さん

平家さんと兎の首事件

火蛾

魍魎の匣

紫色のクオリア

イリヤの空、UFOの夏

屍人荘の殺人

スイッチ 悪意の実験

月とライカと吸血姫

氷菓

なめらかな世界と、その敵

放課後の嘘つきたち

超動く家にて

わたし、二番目の彼女でいいから。

あなたのことならなんでも知ってる私が彼女になるべきだよね

アイツは窓からやってくる。〜かつて最強だった俺たちが、無敵の夫婦にいたるまで〜

この世界がゲームだと俺だけが知っている

異世界クイズ王 ~妖精世界と七王の宴~

「ジョブが忍者の癖にやかましすぎるだろ……」と冒険者パーティを追放されてきた爆音忍者四人衆と、来月末までに莫大な借金を返さなくちゃいけない子爵令嬢の浮き沈み激しい二ヶ月分の人生~超速い。忍者なので~

異世界チクショー ~コウメ太夫で笑ったら即死亡チート~

機械仕掛けの乙女戦線 〜乙女ロボゲーのやたら強いモブパイロットなんだが、人の心がないラスボス呼ばわりされることになった〜

ループして六属性を極めた魔術師、七周目で極めるのは【淫】

貞操逆転世界の童貞辺境領主騎士

妹のいるリビングでオナニーしてみた

 

読書記録をつけてこなかったタイプなのでめちゃくちゃ漏れがあるがまあヨシ!

 

2.絞る

異世界迷宮の最深部を目指そうは確定。なろうで5章掲載あたりからずっと追い続けてきた思い入れがある大好きな作品なので。ちゃんとしたオススメ記事を書いてないからそれもいずれ書きたい。

記事を公開している友達いらない同盟〔少女庭国〕平家さんと兎の首事件アイツは窓からやってくる。〜かつて最強だった俺たちが、無敵の夫婦にいたるまで〜も確定。それぞれの推しポイントは過去記事に書いてるし省略。これで五つ。

むしめづる姫宮さん「ジョブが忍者の癖にやかましすぎるだろ……」と冒険者パーティを追放されてきた爆音忍者四人衆と、来月末までに莫大な借金を返さなくちゃいけない子爵令嬢の浮き沈み激しい二ヶ月分の人生~超速い。忍者なので~異世界クイズ王も採用したい。私自身の好みと人に薦めるということの二つを勘案するとこれらの作品が浮上してくる。人に薦めるという点で主に考慮しているのは長さのこと。長すぎると薦めるのに気が引ける。

むしめづる姫宮さんは主人公やヒロインの性格だったり東日本大震災を取り扱っていたりするところから令和のライトノベルだな~という感じがする。異世界迷宮の最深部を目指そうが好きな人はこの作品も好きだろうと思っている。

(前略)忍者(後略)はコメディで楽しく読ませてくれるのが非常に良い。しっちゃかめっちゃかダンジョンハックが本当に楽しい。最後まで面白いのでいいものを読んだ気分になれると思う。

異世界クイズ王 ~妖精世界と七王の宴~はめちゃめちゃ面白い。クソダサさんが薦めていたのが読んだきっかけだったはず。クイズ王とはどういう存在かが端的に語られる最強の1文がある『70 (百人早押しクイズ 1)』まで読み進めてほしい。シリーズ2作目以降の回想で出てくる女たちがいい味を出している。

あえてエロも入れる。妹のいるリビングでオナニーしてみたカタルシスの描写がすごく良い。妹の可愛さの描き方がトップクラスだと思う。短いのでぜひ読んできてくださいね。妹には何を考えているのかよくわからない生き物みたいな側面の描写があると嬉しいのですが、この作品では妹から見た兄のそういう側面が描かれていてこれはこれでよかったです。

残り一つが決まらない。上にあげていなかった少女の望まぬ英雄譚とかお前が神を殺したいなら、とあなたは言ったとかにしたい気もしてきた。しかし、異世界迷宮の最深部を目指そうがただでさえテロじみた長さ(500万字オーバー)なのでやめておくか……と判断した。ここで、発想を逆転させてとても短い作品で好きなものをチョイスすることに。

看取られ千字文。シンプルなコンセプトで複雑骨折した性癖。時代はMTR。死に際の一つの時間の点から、看取らせてしまったあの子のこれからや死んでしまう私のこれまでなどといった無限の時間へと想像を飛ばせるのが良い作品だと思います。

3.私の好きなオススメ小説10選

異世界迷宮の最深部を目指そう/割内@タリサ

kakuyomu.jp

 

友達いらない同盟/園生凪

kc.kodansha.co.jp

 

〔少女庭国〕/矢部嵩

www.hayakawa-online.co.jp

 

むしめづる姫宮さん/手代木正太郎 

www.shogakukan.co.jp

 

平家さんと兎の首事件/石川博品

https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B019XJYUXQ

 

アイツは窓からやってくる。〜かつて最強だった俺たちが、無敵の夫婦にいたるまで〜/さちはら一紗

kakuyomu.jp

 

異世界クイズ王 ~妖精世界と七王の宴~/MUMU

https://ncode.syosetu.com/n1867fd/

 

「ジョブが忍者の癖にやかましすぎるだろ……」と冒険者パーティを追放されてきた爆音忍者四人衆と、来月末までに莫大な借金を返さなくちゃいけない子爵令嬢の浮き沈み激しい二ヶ月分の人生~超速い。忍者なので~/quiet

https://ncode.syosetu.com/n4212hp/

 

妹のいるリビングでオナニーしてみた/妹に興奮するバカ脳みそ

https://novel18.syosetu.com/n6330hu/

 

看取られ千字文/しのびかに黒髪の子の泣く音きこゆる

kakuyomu.jp

 

追記 記事タイトルが内容に即していないように感じられたのでシンプルなものに変更。

 

4.おまけ

・選考基準の話

私は読む本を選ぶ際にtwitterをよく見るので、そこでよく語られている本の優先度を落としていた。また、web小説については完結作品の優先度を上げていた。窓魔女は未完結であるのを考慮してもめちゃくちゃ好みなので選んだ。

 

・触れなかったけど触れたかった作品の話

火蛾は散々語られているようにラストが面白すぎるのでめちゃくちゃいいミステリです。

スイッチ 悪意の実験は特殊設定モノに片足突っ込んでいる主人公が良かった。めちゃめちゃいい宗教ミステリ。

月とライカと吸血姫は3巻の行進がいい。かなりうまいことやってるif歴史モノです。

氷菓、ド名作。放送で何が起こっていたか推測するエピソードがなんとなく印象に残っている。

なめらかな世界と、その敵は収録されている作品がどれもよかったように思う。シンギュラリティ・ソビエトのラストシーンが外連味が効いていてよかった。水星の魔女で同様の演出やっててウケた。

放課後の嘘つきたち日本海に面する田舎特有の未来のない感じがよく出ていたのが印象的。冬に頼らずにあの出力になるのか。いいミステリ。

超動く家にてはクソ屋敷で大いに笑わせてもらったのですき。

わたし、二番目の彼女でいいから。1巻の大オチが完璧に決まっていた。悪いオタクが無限に擦れる点がいくつもあるのでびっくりしてしまう。京都をめちゃくちゃにしてほしい。

あなたのことならなんでも知ってる私が彼女になるべきだよねはタイトルが完璧に決まっていたのが良かった。

異世界チクショー ~コウメ太夫で笑ったら即死亡チート~、普通に毎話死んだ。ギャグに弱すぎるのかもしれん。

機械仕掛けの乙女戦線 〜乙女ロボゲーのやたら強いモブパイロットなんだが、人の心がないラスボス呼ばわりされることになった〜はかなり面白い。個人的に好きなのは叙事詩のようなフレーズがよく織り込まれているところ。

ループして六属性を極めた魔術師、七周目で極めるのは【淫】、世界全部がボケなので主人公がツッコミをいれるしかないタイプの作品。そうはならんやろという事態にキレてるだけで面白くなる無敵の構造になっている。そうは言っても主人公もボケなんだよな。

貞操逆転世界の童貞辺境領主騎士はこのタイトルで手堅く面白い。みなさんもヴァリエールの帝都進撃編まで読んでヴァリ様という本物の貴人を目に焼き付けてくださいね。

 

追記その2 2023/11/1

いろいろ読んで面白かったものと入れ替え

春にして君を離れ/アガサ・クリスティーin 異世界クイズ王 ~妖精世界と七王の宴~/MUMUout

新入生歓迎公演『霍小玉伝』/しのびかに黒髪の子の泣く音きこゆるin 看取られ千字文/しのびかに黒髪の子の泣く音きこゆるout

 

春にして君を離れはめちゃくちゃ面白かった。人間が自らの愚かさゆえに不幸になってるのは……おもしろい!派手に腹を切りながら娘を説得するシーンが本当にいい。気持ち良すぎる。

新入生歓迎公演『霍小玉伝』はめちゃくちゃになって面白かった。終盤にギア上げて見所を連続させると気持ちいい!を地で行っててとても好ましかった。