Extreme Heartsを観た

 

オタクが勧めている謎のアニメという印象を持ったまま視聴を始めたが、観終わったあとにはこのアニメめちゃくちゃ良かったな~!という気持ちでいっぱいになった。

スポーツ×アイドルという欲張った構成で両方のうまみを引き出せていた。スポーツを始めたばかりのやればやるだけうまくなる期間の楽しさ、ギアを使った現実離れした派手な動きが出来ることの楽しさ、なにより大切な仲間と一緒に頑張っていけることの嬉しさ!これらの描写が特によかった。

アイドルの面では「貰う」「受け取る」の繰り返し、それが連鎖して「繋がる」という構造がしっかり描かれている点(これはスポーツのシーンでも描かれているため、そこに両者を組み合わせた意味が出ていてとっても良かった。)に加えて、12話で描かれるステージ上の神秘体験、魔法と表現したくなる描写が群を抜いてよかった。基本といえばそれまでだが、心情とリンクした歌詞が本当に良い。あとは芸能活動の練習してるところがEDで流れるのが好き。

大会モノだが、基本的に負けても終わりではなく本業があるということ、なにより主人公の人柄から、勝敗が付いたあとでもライバルチームと仲良くやっていけているのが良かった。作中の空気感が地に足のついたものになっているのが独特の視聴感を生んでいた。これはS×S×Sなどで補完されているところからも発生していそうなのでそちらも見た方が良いと思います。

ロボに関してはあんまりうまく解釈できていなくて、展開の圧縮に寄与していて偉いなくらいの認識でいた。

ここからは好きなシーンの話をしようかな。11話の葉山陽和さんがコートに戻って試合の流れを完全に握るシーン、プレイヤーとして本当に怖い存在になっていてかっこよすぎる。あそこは怖いという形容がよく似合う。マジでずっとヤバい動きをしている。

"お互いに大切に思い合ってる歌手ともとサッカー選手
そんな二人の女の子の歌…って思って聞いてもらえるといいかな?"

え!!!!????失礼。好きなシーンと言いながらブログを引用してしまいました。この文言を目に入れたときに脳がクラついた感覚があった。こう表現されてることの良さがある。

歌といえばカラオケで歌唱力チェックやってるシーンで岡咲美保さんあんまり歌上手くない子の演技うま~とへらへらしてたら各曲のソロverで歌うますぎてびっくりさせられたこともある。

これくらいで終わっておきます。読んでくれてありがとうね。